2022.09.02保険の根管治療

術前

他院において最近治療したものの痛みが取れないということで来院。
中途半端な根管治療と適合不良の補綴物。
虫歯も取り残しか。
補綴物外すと７┓（左側の歯）は歯根破折起こしており、保存不可能、抜歯と診断。
６┓（右側の歯）中途半端な根管治療はやり直し。
術後

近心根（二股になっている右側の歯根）は２根管であり、歯根の先までしっかり根管充填剤が入っている事がわかる。
本治療は全て保険診療のため、マイクロスコープは一才使用していない。
ルーペのみ。
この後補綴治療予定。
いくら根管治療をきっちり行なっても、補綴治療の精度が低ければ隙間から感染が起きるが、歯内療法専門医の理解が乏しく、せっかくの治療がパーになっている場合もある。
無論歯周病治療も。
根管治療を保険外で行なった場合、その後の補綴治療を同じ医院で行う場合、その補綴治療も保険外診療となりますが、補綴物を他院受診した場合、前述の通りせっかくの治療がパーになることもあります。