医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2022.08.30歯ぎしり・TCH

先のブログにも書きましたが、多かれ少なかれ歯軋りは存在します。
歯ぎしりと言ってもいくつかのタイプが存在し、就寝時にギリギリと周囲の方の安眠妨害になる程大きな音を立てるものや、覚醒時にも力仕事、集中する時などグッと食いしばるようなもの(TCH)もあります。
残念ながら歯ぎしりの原因ははっきり分かっていません。
歯並び、ストレスが原因、過去の歯科治療自体が原因になることもあるようですが、現状、多くの歯科医院では対応できていない場合が多いです。
当院では複雑な治療が非常に多く、治療終了後も歯牙、口腔環境保護のため、就寝時にはナイトガードを使用していただいています。
ご相談下さい。

強い歯ぎしりがある方の写真。
DSC_5694 2.JPG
犬歯切端は真っ平らになるくらいすり減っています。
また、歯頸部(歯と歯肉の境目)がえぐれているのも見られますが、これをアブフラクションと言い、強い力がかかった場合、歯牙がたわみ、表面のエナメル質が剥離して起こります。
ご自身の歯牙をチェックしてみてください。

この患者さんは、今までほぼ毎月他院において「検診」が行われていたそうですが、様々な自覚症状を訴えるも対応してもらえず、また歯科医院から問題点も指摘されず、しびれを切らして当院に相談に来られました。
一部歯周病も進行しており、歯肉の少し深い部分に歯石が付着していました。
2週間前にクリーニング行かれたそうですが、、、、、、
色々治療費対する要望をお聞きした結果、全顎的矯正治療+その他補綴治療、審美治療なども行うことになりました。