2022.02.04ナイトガード

当院ではインプラントを含めた大掛かりな治療が多く、また、インプラント治療、セラミック治療が主となってくるので、治療終了後就寝時のマウスピースはマスト、昼間のTCHも何らかの方法で対応している。
治療が長期にわたることが殆どであり、多くはプロヴィジョナルクラウンを装着して咬合関係、顎関節、などを観察するが、同時に歯ぎしりの観察も行っている。

レジンで作製されたマウスピース。
１ヶ月程度使用で◯内にハッキリとした摩耗が認められる。
装着していなかったら、この力がマトモに歯牙、補綴物に及ぼされ、摩耗、破損が起きる。
セラミックは摩耗、破損しても実質修復不能、再製作となります。

安易に考えている患者さんの中にはマウスピースの装着が曖昧になり、せっかく治療したセラミックの破損が、極僅かであるが発生する。
ここ数年、コロナの関係か、TCHも増加しているように思う。
残念ながら、指導事項遵守無き場合は保証は一切できかね、再治療の場合は全額負担となり、最悪メインテナンス中止とさせて頂く場合もあります。
このあたりは保険外治療契約書、保険外治療保証書に明記されている通りの対応となります。