医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2021.04.21咬合器

歯科治療のゴールは咬合の再構成にあります。
いくら精度の高い診療機器、治療を行っても人間の咬合を再現する咬合器をいいかげんなものを使用していては咬合の再構成は不可能。
精密に型採りを行い、顎骨に対しての歯並びを再現するためフェイスボウというもので採得、咬合器にマウントする。
当院で顔の周りに枠のようなものを使用した経験のある方も多いと思います。
無論、咬合の理屈を理解し、確かな手技がないと不可能。
フェイスボウにより歯列模型をセッテングの様子。(本写真はあくまでもイメージであり、全く正確ではない)
IMG_4500.jpg
使用咬合器はKAVO社(ドイツ)のもの。
ここのものをメインに、パナデント社(アメリカ)を含め、複数使用している。

最近、使いこなせもしない単なる客寄せパンダのCTやマイクロスコープ(無論当院では違うが)をウリにしている歯科医院は多いが、そのくせ咬合器はいいかげんなものを使用し、知識も技術レベルも低い歯科技工士が作製しているケースがほとんど。

CBCTやマイクロはあるがマトモな咬合器は無い?ありえない話だし、到底複雑で制度の高い治療はできない。