医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2020.12.26インプラント包括ケース

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初診は20年程度前。包括診療ケース。
当時から包括診療を行うことは私には必然。

メインテナンスを続けていたが、歯ぎしり、TCHが強く歯根破折を起こして3回位に分けて徐々にインプラントが増加。
当時から歯ぎしり、TCH(当時はTCHの概念がなく、クレンチングなどと言われていた)。
就寝時のナイトガード、スポーツ時のマウスピースはマスト。
強度のかみ合わせは怖い。
歯牙の摩滅、摩滅による咬合の変化、破折、破折による欠損部の増加、咬合の変化は怖いが、ジワジワ何年、何十年にも渡り進行するので、患者さん自身の危機感は低い。
この方も最初はナイトガードの使用が曖昧だったが、しつこく、嫌われるのも覚悟で指導を行っきた。
確実にナイトガードの使用が行われるようになってから、トラブルは殆どなくなった。
 
最初から包括診療で理想的な咬合関係を構築しているため、破折で保存不可能と判断されても、同部の抜歯インプラント治療のみで対応可能。
行き当たりバッタリの治療ではこうはならない。
インプラントが咬合をしっかり支えてくれている。