2020.10.16状態の悪い人の共通点

様々な方の来院あるが、状態の悪い人の共通点。

現状認識が低く、自身の状態について簡単に考えている。
このような方は、特に昨今のコロナ絡みで、治療が遅れ、歯科に限らず、医科でも状態の悪化が顕著である。

見通しが甘く、治療終了後のケア等が確実ではない。
治療終わればそれで終了と考えている方はまだまだ多い。

治療コストへの理解がない。
状況が悪化するほど、リカバリーには期間とコストが必要。
そうなると、「とりあえず」的な話になりがちだが、どうにもならない場合が多い。

このような方を適当にあしらっておけばいいという歯科医も多いが、私には、私の医院の治療品質を一定以上維持する義務があるので、そのようなことは一切行わない。
もっとも患者さんから高度な治療要求があった場合本当に答えられるのか疑問だし、そのような医院からの転医が一定数確実に存在する。

私には、私の医院の治療品質を一定以上維持する義務があるので、適当な治療は一切行わなないので、適当な治療を希望なら、そのような治療行う歯科医院を受診するよう勧告するのみ。

ただし、患者さん自身は現状をよく理解され、治療にも積極的であるものの、歯科医がそれに答えきれないというのは論外だが、残念ながら頻度としては結構あるし、このような患者さんは本当にかわいそうに思う。

治療にルーズなどは論外、話にならない。

御自身の状況を十分理解され、御自身の治療要求を実現可能な歯科医院を選ばれることを強くお薦めします。

・・・・・と書くと、上から目線と思うかもしれないが、素人である患者さんと、プロである歯科医が同一目線ではダメなんですよ。
よく患者さん目線云々とか言ってる歯科医も多いが、知識が素人なみの歯科医も多いもので。

特に各分野が入り混じった包括診療可能な歯科医なんてごくわずか。