2020.01.18抜歯とのう胞摘出

全顎的治療希望で来院された方。
今まで他院において定期的にメインテナンスを行っていたそうだが、どんどん悪くなり、それに対して抜本的解決方法を提示されない、最優的にはインプラント治療は骨がないから行えず、いずれ入れ歯になると言われて愕然としたそうである・・・・・今更言うなよ、今までのメインテナンスは何だったのか？という事。

内容のないメインテナンスなど何の意味もないどころか、何もせずの放置なら状況を悪化させるだけである。

複数の歯牙が保存不可能であり、抜歯したそれらの中の１本。
歯根先まで歯石がべったり、その先には「のう胞」が存在。
そのようなことは初めて私から説明を受けるというような状況。

今までも度々腫れたそうだが、薬を出す程度で、これといった対応してもらえなかっとのこと。
全顎的に非常に複雑な状態に陥っているため、所謂フルリコンストラクションケース＝包括診療が必要なのだが、手を出せずにズルズルになっていったとの想像に難くない。
何度も書くが、歯科医なら誰でも包括診療ができるわけではない。
みようみまねで行うべきものでもない。
そのような治療が可能な歯科医は極僅か。

包括診療＝私の得意分野で、今後、根管治療、咬合治療、歯周治療、矯正治療、インプラント治療、審美治療、、、、、、様々な方法でこの方の口腔環境を復活させてゆく。