2019.11.28週間ダイヤモンド誌の歯科特集

今週発売の週間ダイヤモンド誌は歯科の特集。
いい加減な治療の横行、ネット広告の落とし穴、怪しげな肩書、専門医のカラクリ・・・・
歯科治療にご興味ある方は一度目を通されてもいいかも。
もっとも、歯科のハード、ソフト両面から編集者が俯瞰できていないし、できるアドバイザーもいないので、一部は意味不明、間違っている部分もある。
数年前にも同誌で同じ様な特集があったが、その時は科学的根拠のない胡散臭い治療まで最新治療と紹介されていたが、
それと比較すると、今まであった低級雑誌の三流ライターによる明らかなリサーチ不足、理解不足、バイアスかかりまくりの駄文よりはマシかも。

専門医一覧は余計だけれど・・・・・・.。
私の知る日本で世界で活躍されている歯科医はほぼ誰も掲載されていない。
現行専門医制に疑問を持たれている方も多く、敢えて取得しない、取得しいても色々煩わしいのでこの様な場では一切情報公開しないと言い切る人も多い。
私も同感。
インプラント専門医と言いつつも、年間インプラント数が非常に少ない、インプラント治療の難易度の差は非常に大きいが、どのような治療を行っているか、また、成功率の記載もなく疑問。
インプラントできればそれでいいというものではなく、本来インプラント治療行うには包括診療となる場合がほとんどであり、歯科の他の分野にも精通する必要があるが、これについての解説はなく未知数。

雑誌記載にもあるように、専門医２０ケース、指導医１００ケースというのも、その程度で本当に大丈夫？とも思う。

さらには、ここには書けないもっと深い闇が色々ある。

判断はあなた。情報を咀嚼、理解する力は必要。