医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2019.11.16安易な転医はやめたほうがいいということ

転医、すなわち通院中の医院を替えるというという行為。
理由は様々。
患者さんご自身の状況をよく理解した上での通院中の医院のスキル、治療結果の問題あるなら転医もありだと思う。
実際、他院で治せない、治らないと言われたという理由で当院受診され、何の問題もなく治療行ったケースは多々ある。
他院で治せないという理由は、当院では何の問題もない。
逆にウェルカム。必ず、何らかの方法が提案可能という自信はある。

しかしながら、患者さん自身がルーズで治療中断、放置、時間たって他の院受診というのはどの医院においても非常に問題。
中には転々としている人もいる。
そのような状況の方は、当院では基本的にお断りし、前医に戻るようにしてもらっている。
理由としては、
・検査、診査を一から行う必要あり余計なレントゲン被爆が発生すること。
 時間的、コスト的無駄が多くなる。
 特に現行保険制度下では膨大なロスが起きていると聞く。
・当院の診療システム、予約の関係上、直ぐに対応できないということ。
・それまでの経過が患者さんの話だけで分からないこと。
 簡単な診査でもある程度の状況はお見通しなのであるが、いい加減な事を平気で言う人がいて煩わしい。
 そのような人とは信頼関係構築できない、即ち高度な治療は実行できない。
・歯科の場合、前医においていい加減な通院状況で状態が悪くなっているようなケースは、転医しても予後が
 悪いケースが多い。 
・こういう状況で、結局当院でも同じことが起こる可能性が統計上極めて高い。

以上のような理由なので、よく考えていただきたい。
そして転医される場合は、転医先の情報をよく収得され、十分理解された上で受診されることをおすすめします。
この辺りも、よくミスマッチが起きてロスが起きる。
でもこういう人に限って自分のことは棚に上げ、僻みや妬みが絡んで、、、、、、結局、誰にも相手にされなくなっているが、分かっていないのは自分自身。
私は一切関与しないが、歯科医仲間でそのような患者のブラックリストが回っているとの話もある。

そしてその矛先が、自身の都合の悪いことは隠し、ネットへのピント外れの書き込みとなるケースも多いらしい。
まあ、読めば支離滅裂で何を言いたいのかよく分からない場合が多く、マトモな人が読めば一笑、共感を得られるのは周囲、同様のレベルの人達ということが多いらしい。
しかし、発信者の特定などすぐできて、名誉毀損問題に発展して膨大な損害賠償請求されるような事態に至ることもあるらしいが、そのような人は元々のリテラシー低いので簡単に考えている。

当院では開院以来そのような事態にはなったことはないが、仮にそのような事が起きれば即、断固とした対応させてもらう。

あと、どちらも???という意味では同じだが、安易な転医と、ドクターショッピングは全く別物である。
また、転医の際の来院事由が「セカンドオピニオン」と場合も多いが、無論、セカンドオピニオンであるはずもなく、ここでもやはりよく分かっていないのだなと思う。