2019.10.01他院からの転医についての当院の方針

当院では全て完全予約制において保険診療のみに囚われれず、世界基準、先端治療を時間をかけ、ていねいで精度高く行い、後々フォローしてゆく方針です。

したがって他院において患者さん自身が予約を守らない、度々無断キャンセルを行う、治療に対する意識が低い、ルーズな事を繰り返しての治療中断ケースでの当院転医は治療はお断りしています。
これは、結局当院に転医しても同じようにルーズなことの繰り返しになる事が統計的にはっきりしており、当院で行っている精度の高い治療を時間をとってきっちり行うというシステムに甚だ支障をきたし、また、他の真面目な患者さんに多大な迷惑がかかるるからです。

また、治療自体、一からのスタートとなるため、余計なレントゲン被爆、無駄なコスト（自己負担部はともかく、社保、国保分も）、時間などが発生するという理由もあります。

中断患者に多い、根管治療（神経治療）において、一般的な歯科医院ではラバーダム等の防湿、隔壁形成、確実な仮封が行われていないことが多く、この様な状態では口腔内からすぐ感染が起き、予後は極めて悪くなります。
ましてやこの様な状況で治療中断、放置となるとその歯牙の状況は最悪であり、このような状況下で当院に来院されても予後は望めず、当然、責任も一切負いかねます。
当院のWebを見てマイクロを使用した精度の高い根管治療に興味を持たれる方もおられますが、よく読んで理解していただければ分かる通り保険診療では行っていません。
MTA等によるパーフォレーションリペアも全て保険外診療となります。

この手の患者さんは歯科治療を安直に考えており、自身の口腔環境を大事にしようという意識も低く、したがって高度な治療要求もなく、せっかく当院に来院されてもメリット無いので、そのまま前医に通院することを強く勧告する次第です。

さらに当院の治療方針と患者さんの治療希望に大きな隔たりがある場合も、お互い時間の無駄になりますので、他院受診お勧めする場合もある事をあらかじめご了承願います。

ただし、患者さん自身は真面目で治療に一生懸命、協力的でも、前医がいい加減な治療の繰り返しで全く良くならない、満足のゆく結果を得られない、高度な治療に対応できないなどの理由がある場合はご遠慮無く相談下さい。

なお、当院では治療難易度が高いという理由で治療をお断りした事はないです。