医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

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2019.09.23予防歯科通院していてもこんなもの?・・・・・包括診療

7/13ポスト分の治療がどんどん進行している。
前歯部補綴物除去してやはりビックリ。
2次カリエスの嵐。
歯肉が下がって何度も上部構造のセラミックをやり変えたらしいのだが、根本的に虫歯を取り残したまま処置を進めていたようだ。
プロヴィジョナルクラウン作製後、根管治療行い、歯周外科治療へと進める。
適合不良のセラミッククラウンを除去したところ。
深い2次カリエス、歯周病の進行、マージンラインの不一致、、、、、様々な問題がそのまま。
患者さんは3ヶ月に1回はメインテナンスに行かれていたそうだ。
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この様な状況で高価な保険外診療が行われ、それが何回もやり代えられたとなると、、、、、、、、。
初期治療後、歯周外科処置直後。
歯が長くなったように見える。マージンラインを揃える。
右上1は真っ黒であるが、歯質の変色であり、虫歯は完全に除去可能。
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治癒後、ダウエルコアと2セット目のプロヴィジョナル作製予定。
他にもインプラント、矯正、、、、、、行うべきことは山のようにあり、治療終了は概ね1年半後。
このような治療は当院ではごく普通のこと。

逆に言うなら、行うべきことを行わない、行えない、そもそも気づいてもいないなら医療とは言えない。
患者さんは現実を知る権利はあるので、事実は事実として淡々と説明するが、私は他院の悪口は決して言わない。
言ってもしょうがない。
患者さんも大変だと思うが、今までの経緯に愕然、今まで通院していた歯科医院と治療内容が全く違うとも言われるが、一つ一つをステップごとに淡々と精度良く進めて行かないとゴールにはたどり着けない。

しかし、このようなケースは非常に多く、残念ながら珍しくはないどころか、年々増加している。
歯科医院の増加とともに、、、、、、!

私は、、、、、、20年以上、科学的根拠に基づいた治療を当たり前のように、丁寧に行っているだけで、特に変わったことを行っているという認識はない。
治療技術難易度が高いからという理由から治療をお断りしたこともない。
表面上の事で客寄せしようとも思わない。

ただし、このような治療は歯科医なら誰でも行える、また、患者さんなら誰にでも行うべきとは思わない。