2019.06.18スポーツマウスピース

近年、コンタクトスポーツは言うまでもなく、スポーツ全般においてマウスピース（マウスガード）を使用することが一般化してきている。
スポーツジムでも装着している方をまだまだ少数だが見かける。
大変いいことである。
スポーツ時の外傷から歯牙、舌、歯肉などの口腔組織を守る、仮に外傷を受けてもダメージを緩和することに大変有用である。
また、パフォーマンスを出す時、多くは歯を食いしばった状態になるが、これは「クレンチング」といって歯周組織に多大な問題を引き起こすが、このクレンチングによる力を緩和することにも有用である。
クレンチングは一種の歯ぎしりに分類されているが、何も力がかかる時だけに起きるわけではでなく、細かい仕事、集中している時にも起きると言われており、使用している方もいる。

写真は「空手」におけるマウスピース。
型採りして作製するが、競技種目により、形態、かみ合わせの設定などを変える。
無論、色、その他もカスタムできる。
１００均やスポーツ用品店で販売されているお湯などでやわらかくして使用する安価なものとは違い、非常に適合がよく、スポーツ中に外れたりしない。
ただし、消耗品です。
パフォーマンスを求めるアスリート、既成のものにご不満の方はご相談ください。
なお、空手ではイタリアンカラーのものは公式戦では使用できないそうで、半透明のものを使用するそうである。
作製ご希望の方には申し訳ないですが、各競技のスポーツマウスピースの色などのレギュレーションをご自身でよく調べてからご依頼ください。
なお、現在歯科治療中（矯正治療等含む）、もしくはその予定のある方は、市販の汎用品を使用した方がいい場合もありますので、ご相談ください。