医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2019.02.26良い治療とは? その3

患者さんによって求めるものが違う以上、科学的に、道徳的に逸脱しないなら、どれが正しく、どれが間違っているという事もない。

あくまでも結果重視なのか、コスト最優先なのか、、、、、、、、とりあえず痛み取れればそれでいい程度なのか(このような患者さんの来院は当院にはないが。)。

ご自身の治療に対する要望、考えをよく調べて整理し、それを実現可能な歯科医院を受診される事をお薦めします。
もっとも、ネットや広告に振り回されないことが肝心。
歯科コンサルと称する会社も、「歯科の患者集めは技術云々ではない。患者さん目線で云々、、、、」と、どうでもいいような方法で客寄せ可能と言い切るし、事実、質はともかく数は集められる。
以前、そのような手法の歯科コンサルの人と話した事があるが、自分がコンサルしたその繁盛している歯科において自身なり、家族なり治療したいか?友人に自身をもって薦められるのか?と聞いたことがあるが、、、、、、、答えは「・・・・・」であった。
彼らも商売なんで、後のことは知った事ではないということか。
さらにこの手の手法にご興味あるなら、歯科医向けの「経営本」を探して見られたらいいと思う。
学術、知識、技術には全く触れられず、なりふり構わぬ集患方法がいっぱい書かれていて、その術中にいとも簡単にはめられていることが分かるはずだ。
そこには概ね、「きちんとした治療を行っていれば患者さんは理解してくれると考えている歯科医は時代錯誤も甚だしい。そんな歯科医の考えを理解する患者などどこにもいない。」とも書かれている。
何かおかしくないか?

「治療はできて当たり前、それ以上の付加価値が大事。」とも書かれているが、その医院のWebサイトなどで治療症例を見ると、基本的な事も全く行われず、行ったインプラント治療の横などの歯牙に様々な問題を抱えていても放置状態で、何がどう治療はできて当たり前と言いきってるのか、何かの冗談?と言えるようなものもあるが、患者さんには全く分からない。
続く。