医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2019.01.22歯根破折

右下6痛み、腫脹で来院。
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補綴物を外すと、近遠心的に破折線。
根管治療開始、次のアポイントで症状が完全に消失していたので、マイクロスコープ下でMTAによる根管充填。
現在3ヶ月目の経過観察中。
この患者さんの場合、口腔内を診査すると、左側臼歯部が欠損放置、しかもブラキシズムも強い。
したがって、残存している右側に過大な力がかかって破折したものと考えられるのだが、御本人は左側で噛めない事に対しての治療を依頼したのだが、簡単な部分入れ歯を作製されただけで、痛み、違和感強くで使用していない。
ブラキシズムに関しては、残念ながらそのような説明を今まで一度も受けたことがないそうである。
結局全顎治療となり、現在、左側臼歯部をMTM中、欠損部はインプラント治療予定。

右の歯の問題を主訴としても、原因は左側にあるようなケースは多々ある。