医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2018.12.27インプラント症例

右上5部に対してのインプラント治療。
使用インプラントは、Biomet 3i、術後16年、メインテナンス中。
当時、プラットフォームシフティングは行っていないが、骨の幅がかなりあったためめ骨の吸収は最小限である。
強度のブラキサーのため、ナイトガードを確実に使用して頂いている。
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上顎治療約3年後、当院で治療行ったものではない右下⑦6⑤4③ブリッジに問題出たが、初診時から僅かな動揺を確認していたので、上下同時のインプラント治療も考えたが、その時は様子見とした。
ブリッジ治療とせず、欠損6、4部に対してインプラント、前後歯牙は単独治療とした。
ロングスパンのブリッジの怖さを分かっていない歯科医は多いが、よく遭遇するケースである。
精度の高い印象、メタルトライ、鑞着などのプロセスを経ない適合精度の悪いロングスパンブリッジは必ず問題出るし、問題出た時のダメージは大きい。
もっとも保険診療でそこまでのことはできないが。

現在、単独補綴した歯牙に動揺は全くない。
使用インプラントはBiomet 3i。
これもプラットフォームシフティング行っていないが、骨吸収は最小限に留められている。
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今年も本日で診療終了。
通常の歯科医院では年末年始、急患でバタバタするのが普通らしいが、当院ではそのようなことは全く無く、診療終了。
昔、指導を受けていた先生から「年末年始バタバタするのは、ロクでもない歯科医院。」と言われていた事を毎年思い出す。
そのような医院では、医院側が年末年始などの長期休みを見越した治療を計画立てて進めていないこと、そして、外傷ならともかく、虫歯、歯周病をとことん放置状態で年末年始になり大騒ぎの患者達で大騒ぎとなる。

今年も様々な興味深いケースの治療開始、そして様々な複雑な治療ケースの終了、メインテナンスなど色々な出会いがあった。
患者さんにはお疲れ様、これからもがんばりましょうと改めてお伝えしたい。
2019年、当院も開院22年目に入り、様々な事を計画しているので、順次ご紹介します。
それでは2019年、良いお年をお迎え下さい。