医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2018.12.21インプラント2次オペ

術前
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約14年前当院で治療したが、当時より歯牙破折しており、何とか接着剤で固定していたケース。
対合歯は当院で既にインプラント治療行っている。
その後、ブラッシング状態もよくメインテナンス行い、ナイトガードを使用してもらい、問題なく経過していたのだが、半年くらい前、症状はないものの、サイナストラクトが出現、補綴物を除去してみると、完全に破折しており、保存不可能と判断、抜歯となった。
患者さんはインプラント治療を希望された。
インプラント埋入するには骨の高さが足りないケース。
抜歯直後。
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抜歯後、1ヶ月程度待機し、とりあえずの創面の治癒を待ってからインプラント埋入行った。
サイナスリフト(ソケットリフトによる)。
山の様にこんもりと盛り上がっているのが、シュナイダー膜が挙上され、その空間に自家骨+バイオオスが填入された状態。
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手前のインプラントが埋入された状態。
サイナス下縁ギリギリでストップさせている。
術前のシュミレーションが非常に重要。
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2本のインプラントが埋入された状態。。
この様な状態でも結構初期固定はある。
使用インプラントは、ASTRA  TX 、EV。
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6ヶ月待機し、2次オペ、ヒーリングアバットメントが装着された状態。
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移植された骨は、周囲骨と同化し、境界が不鮮明になっている。
写真は処理してコントラストを上げている。
同時に、結合組織を移植している。
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この後、プロビジョナルを作製し、歯周組織の熟成を待って、最終補綴物作製行う。