医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2018.11.23サイナスリフトを伴うインプラント治療

抜歯した1軒目の歯科医院ではインプラント治療希望するも出来ないと言われ、部分入れ歯作製するも全く満足できず、2件目の歯科医院ではインプラント治療行ったものの2回治療に失敗、やはりこれ以上インプラント治療は無理と言われ、途方に暮れ、半ば諦められておられたのだが、ご紹介により遠方より来院いただいた。
術前
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確かに骨は薄い。
2軒目の歯科医院では、どうも、信じられないことにソケットリフトの1回法で行ったようだ。
鼻血も出て大変なことになったらしい。
補填した人工骨が少し残っている。
2回とも数日で脱落したらしい。
当たり前だ。
当院での術中。
自家骨+人工骨移植が終わったところ。
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┗5は2次カリエスでボロボロの状態で、残念ながら抜歯となった。
前医では何の説明もなかったそうだ。
この他にも全顎的に多くの問題を抱えている。
ラテラル法によるサイナスリフト。
Bio-oss(Bio-oss-pen)+自家骨+メンブレン。
前庭が狭く、ウィンドウを比較的小さく開けたので、チタンメッシュは使用していない。
最初から予測はしていたが、過去の2回のインプラント治療失敗による、上顎洞粘膜の癒着があり、剥離に苦労した。
インプラント埋入時。
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使用インプラントはASTRA TX、EV
あとは半年待つだけ。
他にも行わなければならない治療は多くあるが。

通院中の歯科医に治療不可能などと言われて、本当に治療い行う気なら諦めないでほしい。
治療不可能なのはその歯科医、歯科医院側の問題であり、治療可能な歯科医、歯科医院は必ず存在し、
患者さんせいではないから。
「その歯科医」にできない治療でも、私には対応可能な場合は多々あるし、このような治療でお断り、逃げたケースは過去に一度もない。
ただし、患者側がルーズ、治療内容を理解できないなどで治療困難と判断した場合はこの限りではないが。