2018.06.04前歯部インプラント+オールセラミックスクラウン+インビザライン矯正 その2
インプラント埋入時。
網目状のものはチタンメッシュ。
インプラント表面には自家骨、チタンメッシュ、その上にメンブレン、さらに上にコラーゲンメンブレンで覆っている。
チタンピンで固定している。
ヒーリングカバー装着、2次オペ時、チタンメッシュプレートの除去と結合組織移植。
印象時。
歯肉の形態をフロータイプのコンポジットレジンで再現。
1回目のプロヴィジョナル装着時。
インプラント上部まで骨が再生されている。
移植骨、移植結合組織はある程度吸収するため、30%ほど多めに移植しているが、移植骨が今回あまり吸収が見られないため、逆に除去、整形を行っている。
まだ、最終形態ではない。
歯肉も熟成してきている。
歯肉が調整された状態で、CAD/CAMによるアトランテスジルコニアアバットメント試適。
インビザライン矯正治療終了時。若干の歯肉整形、ホワイトニングを行っている。
ジルコニアアバットメントをインプラントフィクスチャーにセットし、2回目のプロビジョナル装着。
既にジルコニアアバットメントを計測し、オールセラミックスクラウンジルコニアフレームは作製されている。
最終インプラント上部構造体(オールセラミックスクラウン)装着時。
患者さんも大変だが、このような大河ドラマ的治療も当医院では珍しくないし、矯正、複雑なインプラント治療、マイクロ歯周外科治療、審美治療などをワンストップで可能である。