医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2018.04.014月からの保険診療で、、、、、

3月31日の午後の診療を休診させていただいて、2年に1回の保険診療改正の講習会に出席してきた。
正直、どうでもいいような内容ばかりなのだが、院内感染防止のための滅菌システムへの評価というのが初めて加わった。
私的には、開院以来ずっと、高度な消毒、滅菌システムの完備、ディスポーザブル機器の使用など当たり前の事なのだが、実際にはそうでもない。
本来、一回使用のメスの替刃、縫合用の糸なども、使いまわしていることもあるのが現実。
当医院に来院された方なら分かると思うが、患者さんの診察が始まるその時に初めて滅菌バッグを破って機器を取り出して使用するのだが、残念ながら日本ではまだまだスタンダードではない。
当医院での滅菌、消毒プロセスは、洗剤で洗い、薬液+超音波洗浄にかけ、個別に滅菌バッグに入れ滅菌器で滅菌し、使用まで保管するのだが、歯周病手術、インプラント治療が非常に多い当医院では何も特別なことではない。
ディスポのものも、例えばメスの替刃など手術中でも切れ味が悪くなったら躊躇なく破棄し、新しいものに交換する。
そうしないと繊細な処置はできない。
いくらマイクロスコープを用いても、切れ味の悪いメスなどを使用していては繊細な治療はできない。
しかし、新規開業や、経営的に芳しくない医院ではこのような事でセコく節約している場合もあるらしい。
当然、コストに跳ね返るが、コストとリスクとをどう捉えるかは患者さん次第。

今回、タービン類(歯牙を切削する器具)のみがクローズアップされている感が強いが、本来、口腔内に入れるすべてのものは滅菌、消毒しなければならない。
雑誌などで散々指摘され、ようやく動いたということか。

それと、、、、、、レジンクラウン、レジンブリッジ、、、、、、まだ懲りんのかな?
ダメだから色々条件つけて来てるんだと思うが、その診断がそもそも出来てないから、次々トラブって相談を受けるんだよ。