医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2018.03.02サイナスリフトの一症例

┗46へのインプラント治療。
┗6へのソケットリフトによるサイナスリフト+インプラント同時処置。
できるだけ患者さんご自身の骨による初期固定を図るため、少し斜めに埋入したが、上部構造体には影響ない。
┗57の状態は今ひとつであるが、現在特に症状もないのでこのままインプラント治療後は単独で機能させ、将来的に問題出た場合には、抜歯、インプラント上部構造体設計変更で対応予定。
┗6インプラントフィクスチュア先端にまとわりついているように見えるのが、
移植した人工骨(Bioss)+自家骨。
この程度の骨があれば、比較的初心者でも対応可できる簡便なソケットリフトによる骨移植が可能だが、これより薄いと(5mm以下)、側方もしくは上方からのサイナスリフトとなり、難易度が上昇する。
骨移植が必要なインプラント対応可能と言いながら、ソケットリフトでしか対応できないのなら、本当の意味での難症例は対応不可であるということであり、せっかくの患者の機会損失となる。
事実、そのような例に何度か遭遇しているので、できないのはその歯科医の問題なのであるからして、決してあきらめないでいただきたい。
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