医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2018.02.05カメラ

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歯科医院において通常の写真撮影を行うことは非常に多い。
患者さんへのプレゼンテーション、記録、学会、勉強会での発表、歯科技工所への指示、、、、、、。
世界的、日本を代表するような演者の講演会にはちょくちょく行くが、最近は学会関係はご無沙汰である。
何か、話が出尽くした感があり、話題がどうでもいい枝葉末節感に終始しているような感が強いので。
まあ、色々問題も多いこの話題はまた別の機会に。

特に技工物を作製してもらう歯科技工所の歯科技工士には正確で大量の情報を送ることが大事である。
模型、バイト、咬合器、写真、その他がいい加減、曖昧なもので正確な技工物の作製は不可能。
10年以上前は、まだまだデジカメは繊細な色調再現が必要なプロの用途には使えず、コダクロームプロ64スライドフィルムを使用して撮影していた。
プロラボへ現像出していたため、仕上がりまで非常に時間がかかって不便であったが致し方なかった。
個人的にカメラも趣味の一つであり、色々所有していたが、近所のカメラ屋がどんどん潰れ、遠方のプロラボだと現像完了まで2週間かかるなど診療に支障が出てきてデジカメに切り替える必要に迫られ、趣味のカメラで使わなくなったNikon D2を仕事用に使用しだしたのが最初。
結果論だが、月30本以上、年間100万以上かかっていたフィルム+現像費用が大幅にカットできた。
診療の進捗状況により撮影途中のフィルムを現像に出さなければならないなどロスも大きかった。
レンズはMedical Nikkor 120mm。
露出は絞りでコントロールする旧態然とした組み合わせだが、今も現役であり、何の問題もなく使用できる。
画素数が小さい分、ネットでのやり取りはかえって便利な部分もある。
写真のやり取りにはメディアカード、Wifiが使用できMacやサーバーに飛ばして自動的に分類保管していおり、非常に面倒なスライド整理から開放され大変便利である。
これらMac、サーバー、それにレセプト用PCは完全スタンドアローンで敢えてインターネットには接続していないので、個人情報の流失の心配はない。
今まで撮りためたスライドは保管しているが、場所をとるし、デジタルに置き換えるには膨大な労力が必要だし、
そのままになっいる。なんとかしなければと思いつつ。
その後、趣味カメラのお下がりNikon D4 +Micro Nikkor 105mm+SIGMA リングライト、マイクロスコープ用にはNikon D800を使い分けている。
マイクロスコープは目視側とカメラ側に60:40のハーフミラーを介してスプリットしているため、カメラで超高感度撮影できないと使用できず、撮影したものをさらにMacで処理している。
肉眼では非常に鮮明に観察できるのだが、D800のISO設定は25600であり、カメラに詳しい方ならいかに暗いかおわかりいただけるだろう。
ZEISSのお薦めはSONY α7なのだが・・・・。
Wifi経由で画像をMacに飛ばすが、画素数が大きすぎ、Webにはアップしづらい。
D2と比較するまでもない高性能なはずだが、CMOSが変更され、最初色調調整に大変苦労し、何度もNikonのサービスセンターを行き来した。
最近、歯科専用カメラもあるが、こちらの性能要求には応えられない。
顔写真撮影は、、、、、、iphoneまたはipadが一番便利で多用。