医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2017.10.15歯根端切除+MTA逆充填

1年前、他医院において根管治療が行われ、保険外診療PFMCrが装着されているが、装着当時より違和感が続き、それを担当医に訴えるも、何も対応してもらえなかったとの事で当院に来院。
自覚症状はあまりないが、腫れぼったい感じ、圧痛、サイナストラクト=歯肉から膿がダラダラ出ている状態。
術前写真。
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精度の低い根管治療と、これによる歯根先に大きな膿の袋が認められる。
補綴物自体の精度が悪く、やり変えるべきなのであるが、高額の治療費用を支払っているので再製作することに同意を得られなかったため、外科的根管治療にて対応した。
歯根端切除ならびにMTAセメントによる逆根充。全てマイクロスコープ下での処置。
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術後半年、歯根端の大きな陰影は消失している。
歯内療法専門医と称する歯科医は、この様な治療が可能だからアドバンテージあるような言い方をするのだが、
日々マイクロスコープを用いた歯周外科治療などを行っている私としては、根管逆充填がそれほど難易度の高い治療とは思えないのだが、、、、、