医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2017.08.20セカンドオピニオンと転院は違うということ

まず最初にセカンドオピニオンとは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/

当医院の場合、来院動機として他医院での治療の歯の痛みが収まらない、今の治療に疑問を持っているなどよくある。
いわばセカンドオピニオン的理由である。
しかし、セカンドオピニオン先の話がよければそのまま転院しようとする場は、厳密にはセカンドオピニオンではなく、単なる転院。
患者自身がいい加減な事を繰り返して治療中断、違う歯科医院受診するのもセカンドオピニオンとは無論言わない。
このような患者は色々嘘が多いが、そんなものはプロには直ぐ分かるし、私の場合は診察した結果、特段の理由、例えば、患者さんが高度な歯科治療を希望しているのも関わらず、その要求に歯科医院側が応えられない場合(当医院の場合、結構な割合である。)などを除き、高度な治療要求があるけれど患者自身がルーズでは話にならず治療は無理であるが。)、以前通院していた歯科医院に戻る、もしくはルーズな患者でも揉み手で歓迎して相手にしてくれる歯科医院も昨今の歯科医院過剰時代では多いので、そのような歯科医院受診を強くお薦めしている。
もっともどの歯科医院でもそのような患者は嫌だし、表面上ニコニコしていても裏で何を言われているか、そのような事にも元々鈍感なのだからルーズなのだろうけど、マトモな治療は行われていないと考えたほうがいい。
まあ、この手の人ほどネットでカス情報を掴みがちでもある。
患者自身のルーズさで歯科医院を転々とするのは、医療保険の全くの無駄遣いである。

歯科治療は歯科医の知識、技術、設備、経験などが左右してくる場合が多く、ファートオピニオンと意見が違う場合が多々ある。
他医院において現在治療中の歯についてのコメントは、本当の所、治療の経過、治療を行った歯科の見解、言い分も聞いてみないとなど殆ど分からないのでコメントのしようがない場合も多い。
前述の通り、患者自身がいい加減な事を繰り返していて治らないというのは自業自得、根管治療など、長期放置となると予後は極端に悪くなり、抜歯となる場合も多い。
痛みなどがある場合、実際治療してみないとどうなるか分からない場合が殆ど。
また、大前提として、歯科の場合、あくまでもセカンオピニオンの場合は保険診療では行えず、自費となる。

セカンドオピニオンを求められる場合、様々な「流派」のある開業医、中には標準治療からかけ離れた怪しげで胡散臭い治療を提唱している開業医ではなく、中立的な公的な病院、大学病院の専門外来が良いと思う。
以前にも書いたが、気になりだしてネットで色々調べてゆくとえてして甘い罠にハマりがちであるので。