2017.07.26右下欠損部位へのインプラント治療＋インビザライン矯正

他医院において、右下虫歯にて抜歯が行われたのだが、その後の治療方針がブリッジしかないと言われ、「最初からちゃんと説明しろよ！」とお怒りモードで当医院に来院されたケース。
抜歯から当医院来院まで数年経過している。
その抜歯も相当時間がかかったとのことで、歯槽骨、歯周軟組織のダメージが大きい。
また、歯牙の近心傾斜も見られる。
この様な欠損の場合、選択肢として、ブリッジ（マテリアルは色々あり）、インプラント、義歯があるのだが、患者さんはブリッジ治療を行うにあたっての歯牙の削合を嫌い、インプラントを選択された。
結構隙間が狭いのだが、問題なく埋入できた。
（インプラント治療術前に少し矯正治療を行い、間隔を広げてある。）
天然歯ー天然歯、インプラントー天然歯、インプラントーインプラント間距離に関してはルールが有り、これを無視しての治療は成功しない。
使用インプラントはアストラ、上部構造体はジルコニアベースオールセラミックスクラウン予定。
下顎の歯列を大幅に移動する必要がないため、インビザラインによる全顎矯正も同時進行中。
これも、術前のシミュレーションが非常に大事である。
術後、経過観察中。矯正治療中。

完全にブラケット除去後、コンポジットレジン充填を行う。
矯正、審美、補綴、根管治療、歯周治療、咬合治療、インプラント・・・・・、歯科には様々な分野が存在するが、いつも言っているように歯科は歯科でしかないし、患者さんの要望に応じワンストップで総合的治療可能なのが当医院のメリットである。