医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2017.06.03Yahoo!ニュースより

ちょっとピント外れの部分もあるが、大方は正解。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170602-00010000-yomidr-sctch

毎月エステや、美容院、ジムやサプリと自分に気を使う人は多いけれど、歯のメインテナンスはいかがですか?
メインテナンスを行っている人とそうでない人には、経時的に歴然とした差が出て来る。
色々キレイにしていても口元がガッカリというような事もよく目撃する。
そもそもの意識レベルの問題なのだし、歯科医院側のメインテナンスに対する考え方も様々。
このBlogにおいて、他医院で定期的なメインテナンスを行っていたものの、何の問題も解決できず、ズルズル状況が悪化し、当医院に来院されたケース多数紹介している。
メインテナンス、予防歯科といいつつ何の機能も果たしておらず、たんなる歯科医院の客寄せになり下がってい場合もある。
知人の歯科医、歯科衛生士から聞いたのだが、せっかくメインテナンスを行っていて早期の虫歯、歯周病を発見し、その時点なら簡単な処置で対応可能であるにも関わらず、今はいいとか、痛くなってからでいいとかいう人が結構いるらしい。
また、メインテナンスに医院への来院あるが、ブラッシング状態が悪く、何のためのメインテナンスなのかフォーカスが完全にボケてしまっている場合もあるらしい。
いずれにせよ、メインテナンスの主旨からは大きく外れてしまっているし、私は正直何の意味ももたないと思うし、私はそのような事は行わないが、ズルズルやっていればそれだけ歯科医院の実入りになるという事。
患者さん、自分自身の事なのだから、その辺りはキチンと考えていただきたい。

どんなに時間をかけ、コストをかけて歯科治療を行っても、治療終了後そのまま放置では元の木阿弥。
元々の状態が悪い人程この傾向は強くなるのはどこの歯科医院でも同じ。
メインテナンスの重要性を伝えきれていない・・・・・という訳ではない。
キツイ言い方だけれど、後々メインテナンスを行ってゆく自信がないなら、複雑、高度な治療は行わないほうがよい。

虫歯、歯周病、そしてそれらの治療の多くは口腔内の人工物にて機能的、審美的回復をするのだが、この世にメインテナンスフリーのものは存在しない。
また、虫歯、歯周病をそもそも「病気」と考えていない風潮がある。
れっきとした慢性疾患であり、多くの慢性疾患は薬剤等でコントロール必要なのと同様、処置後のフォローは必須。
持病があるのに検査もせず、薬も飲まずほったらかし・・・・・悪くなるのは当たり前。