医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2017.01.26日本の過剰サービス・クローズアップ現代+

先日、クローズアップ現代+で日本の過剰サービスにつて放送していた。
視聴された方もおられるだろう。
商売における競争が激しくなると、客の気を惹くための商売の本筋のから離れた部分での、過剰とも言えるサービス合戦が激しくなるという事だ。
商品購入の際、後ろにピタッと張り付き、聞きもしない商品説明をペラペラ話し出すあの行為が私は大嫌いだ。
服屋など何か目的をもって行くわけではなく、ふらっと入って気に入ったものがあれば購入というパターンが多いが、
しつこく後ろに付きまとわれ、「今日は何をお探しですか?サイズは?」・・・・大きなお世話である。
何か探している時しか来たらダメなのか?
そのくせ、ちょっと突っ込んだ質問すると、肝心の商品知識はお粗末という場合が多々ある。
商品が、その店員が生まれる前からのヘヴィーユーザーである場合も多いが、マニュアルで叩き込まれた薄っぺらい知識は簡便願いたい。
万年筆のインク購入の際も、インクはボトルに入っている→紙のパッケージに入っている→包装→小さくてブランドロゴが入った他に使いようがない紙袋・・・・紙のパッケージにシールで十分である。
日本のこのような過剰サービスに問題提議することは良いことだと思う。

ある程度までの商品、サービスはマニュアルでも対応可能だろうが、超一流サービスとなるとスタッフのアドリブが非常に重要となる。
国内外の超一流ホテル、中には一般的にはメジャーではないホテルもあるが、それらサービスは全てにおいて押し付けがましくなく、しかし、こちらが欲しているもの、状況判断が絶妙で、本当に「空気」とか「気」を読んでいるとしか思えない。
スタッフのの動きが絶妙であり、非常に快適であり、いつも感心する。

歯科の場合・・・・治療の本質は追求せず、枝葉のことばかり熱心な歯科医も多く、患者を欺罔する行為であるが、
患者自身が分かっていない場合も多い。

その後の番組、総合診療医ドクターGも興味部深かった。
研修医とはいえ、知識、経験からくる診断力、治療技術の差が大きいし、指導医との差は比較することすら失礼なのだが、そのまま何の進歩もせず月日のみ経過する場合も多いのだろうな。
怖い怖い・・・しかし、歯科では毎日、毎日、現実を目の当たりにしている。