医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2017.01.19インプラント症例

右下567部へのインプラント治療。
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ヒーリングキャップを外した状態。
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チタン製アバットメントが装着された状態。
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最終補綴物、PFMBrが装着された状態。
5部PFMCrはメタルマージンとしてある。
ちょっと歯肉を通してメタルが透けているが、特に問題はない。
元々の骨の幅が非常に狭く、スプリットクレスト、即ち歯槽骨に切れ目を入れて広げ、インプラントを埋入した。
骨というものは意外と柔らかいのである。いわゆる若木骨折。
無論、補助的な骨移植も行ってある。
漢方茶によるステイン沈着が激しいが、これを除去し、手前、43部へはこのあとコンポジットレジン充填・・・
するかもしれない・・・
一見単純なインプラント治療に見えるが、実は歯周外科処置、前庭拡張、付着歯肉獲得のための移植も行っており、
前述のインプラント埋入手術自体も複雑な手法を用いている。
このような事まで行わないと、インプラント治療の長期安定は望めないが、全く手順を踏まず単に歯が無い所にインプラントという安直な治療が散見される事は誠に残念である。