医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.12.17まだまだ続く歯科バッシング

それほど高尚とは言えない媒体において歯科バッシングが行われ、それについての批判を過去に行った。
手を変え品を変え、媒体を変え、追加取材をそれほどせず、同じような内容でまだまだ続いているみたいだ。
単に内容が伴わない、お粗末な金儲け主義の歯科医は淘汰されるべきであるし、その事自体はいいきっかけにはなるので、もっとドンドンやれと思うし、逆にそのような医院から一定数の来院もある。
私自身の医院への悪影響は何もなく、痛くも痒くもないが、それなりの「客層」の医院では少なからず影響があるという。
しかしだ、記事自体をきっかけとして興味を持ち、特にネットにおいてさらに調べて正しい情報にたどりつける人は極僅かしか存在しない。
低級なメディア情報を鵜呑みにする階層には、真理にたどりつけるリテラシーもなく、結局、書いてあることを信じるしか無く、誘導されカモネギとなる。
それは本来はいけないことであるが、物事を深く考えず、疑うことをせず、バイアスかかりまくりで盲信する人達がそうなる事にはどうすることもできない。
正直、多くの歯科、いや、医療関係者は、めんどうなことには関わり合いたくないというのが本音である。

再度私の記事についてのスタンスを記す。
何をどう書こうが勝手であるが、少なくとも最近閉鎖になった健康キュレーションサイトのごとく、本質を理解せず、表面上の事だけで分かったつもりになり、さもそれが常識のような、しかし専門家からしてあきらかに間違った情報を垂れ流しにする事は止めてもらいたい。
記事を書くなら、複数のしかも一定以上の評価がある専門家の監修なり添削を受けるべきである。
評論家なり批評家を気取るのなら、本来、ライセンスを有し、実務経験もある者が理想的であるが、
自動車運転免許を持たない自動車評論家みたいなのがいっぱいいて、それらが書いた記事がありがたがって鵜呑みにされているというのが現実。
インプラントとか、矯正治療を行う上での良い歯科医の見つけ方のようなものが記載されていたが、、、、、、
笑止千万、アホですか?本当に取材してるのですか?レベルである。

「熱があるんです。」
「カゼですね。薬出しておきます。お大事に。」
何も問診も検査もしない、患者の話のみで診断する・・・・・歯科ではよくあることらしいが・・・・・

要注意である。

そんな事より、レベルの低い歯科医が受講する金儲け講座の内容(研修会、学術講座、学会には一切行かず、このようなものばかり行ってる歯科医は多い。)、集客・客寄せの手法、歯科コンサルタントの手口を色々調べたら面白いと思うし、びっくり、ああ、なるほど、あの医院の行っている事か!と納得できかもしれない。
くだらん雑誌読んでるより、歯科の闇が理解できる。

認定医・専門医・指導医の話も何度も出ているが、これもあてにならないのは記載の通りであり、私も全く興味なし。
本当は、一時興味があったのだが、知人の「インプラント指導医」のインプラント治療件数の1年分と私の1ヶ月分が同じと聞いて愕然とし、一挙に興味が失せた。
別に件数が重要なのではなく、難易度が最優先する。誤解なきよう。
大学病院で、助手→講師→助教→教授→名誉教授の順に医師として優れた技術を持っているとは限らないのと同じ。
手術を全くしない、出来ない、論文だけでのし上がってきた外科教授というのも普通にいますから。
まあ、それはそれで別の角度から貢献しているが。