医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.07.08全学的治療の分かれ目

さてさて、雑誌記事への雑感を書いたのだが、結局のところ、あの程度の内容しか話題にならないという、話題にならない事自体が残念。
言っちゃ悪いが、メディアも歯科医もそして患者も相当低い次元でぐるぐる回っているということ。
ちょっと私の医院とは実情が違いすぎる。
全部が全部とは言わないが二極化しているのは事実。

以前、時を同じくして、性別、年齢、口腔内の状態、様々な状況が酷使した患者さんが2人来院された。
ご本人の説明によると、性格的にいいかげんなもので、悪いことは分かっていながら放置していた、他医院での治療も中途半端で放置、もう、どうにもこうにもならない状況なので、何とかしたいので相談にのって欲しいということであった。

一人の方へは、当医院での治療理念の説明から始まり、一連の検査後、治療計画の説明後納得いただいたので、治療開始。
敢えて書くが、複雑、高度、しかもコストのかかる治療をお考えなら、相当に覚悟を決めてもらわねばならない。
患者と歯科医、そして他のスタッフも含め、信頼できるバディを組まなければ高みには到達できない。
非常に複雑な治療の必要があり、約2年かかったのだが、問題なくメインテナンスにも来ていただいており、現在、治療終了後7年以上経過している。

もう1人の患者?、早々に予約無断キャンセル(まあ、想定の範囲内、どこへ行っても同じことの繰り返しである。)、それ以上のことは感知せず。
当医院では、このような方にこちらから治療を促すようなアクションは一切しない。
でも、こういう患者、理解し難いのだが、相当時間が経過して何食わぬ顔してまた来るんだよな。

いくらでも、どのようにでも治療は可能であるので、あとは、あなた次第です。