医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.06.26一流患者、三流患者

メディアでも取り上げられ、話題である。
患者と医師の信頼関係が構築されてのおまかせ治療はありかもしれないが、自分の事なのに何も考えない、ましてや治療に非協力的、ルーズなどは論外で、医療機関側も真剣になれず、何の結果もえられない。
私自身も日々の診療で、この温度差はもそすごく感じる。
もっとも私の医院では熱心な患者さんが大多数なのであるが。
全ての事象には原因があり、結果がある。

ただし、繰り返しになるが、アメリカにおいて標準医療以上のマトモな治療を受けられる人々は、高額な保険料(アメリカは国民皆保険ではなく、メインは民間保険。支払った額に応じた医療サービスを受けられる。すなわち医療自体の質にも大きな差がある。)を支払える階層であり、実際は人口の半分以下である事実は避けて通れない。
また、情報が氾濫する現代において、その情報に溺れてしまってかえって混乱することは避けなければならず、必然的に情報収集能力、すたわち広義の意味でのリテラシー獲得が必須であることも重要である。
ネットでちょろっと検索して分かったように持ってる人は要注意であり、誘導されている可能性大であるが、残念ながら当の本人は全く分かっていない。
イギリスのEU離脱、大阪都構想反対も同じような階層の同じような考え、行動傾向の結果。

日本における保険医療の崩壊が始まっている今(というか、崩壊している)、キレイ事だけ言っている訳もいかずアメリカは的になることは避けて通れないだろうし、この事実をもっと直視すべきでもある。

最近の記事を転載する。

http://toyokeizai.net/articles/-/123543