医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.04.11学会、講習会、勉強会、、、、また、別の話

歯科医療に限ったことではないのかもしれないが、医療には今も昔もトレンドというおかしなものがある。
華々しく発表されたものの、その後いつのまにかそのもの自体が元から無かったが如く無くなっている。
むかしむかしには瀉血が立派な医療と考えられていた時代があったようにである。
少なくとも歯科医療において、センセーショナルな発表されたものの、数年、ひどいものだと半年も待たずに忘れ去られるものも結構ある。
誰にも評価されなくとも、しぶとく生き残っているものもある。
それを売りにしている歯科医もいる。
誰もが知る一部上場一流メーカが、鳴り物入りで開発したあんなものや、こんなものは今はどうなったのだろうか?
高いコストをかけて導入した、あの先生達は今頃どうしているのだろうか?
私個人は非常に新しもの好きで、車、AV機器、カメラ、、、出物初物を誰よりも早く購入して散々痛い目にあってきた。
ちなみに自宅も医院もMacだらけの私ではあるが、Apple Watchは購入していない。これは正解。少しは進歩した。
しかし、この経験はムダにはなっていない。
少なくとも歯科医療に関しては非常に慎重路線を貫いている。
別に羹に懲りて膾を吹く状態ではなく、あくまでも慎重ということ。
ちょっとは様子見するが、世界的に評価されているものはドンドン導入する。
情報社会の現代、話は余計に複雑化しているようにも思われ、結局、情報弱者が食い物にされたり、
マトモな医療を受けられずに状況がドンドン悪化してゆくという事態も珍しいことではない。
手ぐすね引いて待ち構えられている、このババ抜きゲームには気をつけていただきたい。