2016.03.31学会、講習会、勉強会、、、、、

日進月歩の医療を習得するため、日々研鑽を怠らないのはアタリマエのことなのだが、、、、、
正統派の学会から、学術、技術そっちのけの胡散臭い患者集めのノウハウのみの講習会やら、似非医学の講習会まで様々。
似非医学の講習会など、堂々と医師免許、歯科医師免許もったDrが講師だから怖い怖い。
似非医学でも、患者が満足ならそれを敢えて止めはしないが・・・・少なくとも私の診療に支障をきたすようなものは困る。
この手の次元の低い講習会はともかく、全然内容理解できず、自分の医院で実践もできもしない、するつもりもないのに、ひたすら学会や講習会に行きまくる学会マニア、講習会マニアというものが存在するし、単なる自己満足で受けたたいして値打ちのない講習会修了証を（大体の講習会は、受講後に立派なディプロマを授与される。）待合とかに飾ったり、そのような胡散臭い講習会受講を、ご丁寧に自医院のWeb siteで自慢気に掲載しているのは、もはやお笑い以外の何物でもない。
また、超初心者向けの講習会受講を自慢気に熱く語られてもねえ・・・・
分かるものが見れば、こいつアホちゃう？ということになる。
恥ずかしながら・・・かく言う私も、一時待合室にディプロマを飾っていたが、数が多くなりすぎてバカみたいなので全部撤去した。
まあ、本当にまともな講習会しか受講はしていないという自負はあるが。
壁面もきれいになって、よっぽど衛生的である。

みなさんも一度、日々どの様なマトモな、そしてくだらん講習会が行われているのか調べてみると、色んな事が分かっておもしろいと思いますよ。
それと、最近は、海外歯科大学、歯学部客員教授・講師資格取得ツアーなるものもありますねえ。
日本でも似たような部分あるけれど。
本人が肩書大好きなのか、患者がそれに盲目的にひれ伏すのか知らないが。