医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.03.09インプラント治療への注意喚起

インプラント治療を求めて当医院へ来院される方が多数おられる。
他医院からの転医ケースで、今まで通院していた歯科医院において、そもそもインプラント治療を行っていない、歯科医側自分の問題を棚に上げ、骨が無いから、薄いからインプラントできないと言われた(正確にはその歯科医にはできないのであって、できる歯科医はいる。)、素人でも分かるくらい段取り悪く、とても高度な治療を依頼できない、、、、、tと訴えられる方も多い。
メインは既に当医院で治療を受けられた方からのご紹介であるが、理由は様々である。
患者さんご自身は複雑、高度な治療に対しての理解があり、きちっとした治療を行いたいのだが、歯科医側の問題で、どうにもこうにも問題解決できないようなケースに関しては、私がきちんとした検査、診査に基づいた治療計画と提示とコンサルテーションによって、ご納得、ようやく自分の考えていた治療ができると喜んでいただける場合が多いのだが、、、、、
しかしながら、患者さん自分自身の事は棚に上げて、どうのこうのというケースも多い。
長期間問題放置、インプラントで簡単にその問題を解決できると考えている、
ネットで調べまくったものの、得られた知識が全く断片的で体系化されておらず、結局何も分かっていなく、なまじ中途半端な知識があるものだから、こちらの言うことに疑いを持ったり、科学的根拠なき持論を振り回す、、、、、、
インプラント治療を年間相当数手掛ける当医院が言うのもなんだが、
正直、インプラント治療、いや、歯科治療そのものを止めておいたほうが懸命な方もおられるのも事実。
私は自分の治療理念として、患者さん自身が良く理解できていないような治療を無理強いするようなことは、仮に無理して行っても将来必ず問題発生するし、そのような事態の収拾はメンドクサイので、一切行わない。
繰り返すが、無理してそのような方を言葉巧みに複雑な治療に引き込んでもろくなことにならない。
その性能を引き出せるような運転テクもないのにフェラーリのスペチアーレ買っても意味ないのと同じ、事故起こして危ないだけである。
まあ、車は眺めて楽しむというのもアリかもしれないが、治療はそういう訳にいかない。
私が治療をお断りし、他医院に行って様々な治療を行ったものの、結局失敗、また、当医院に舞い戻ってくるというケースもちょくちょくあるが、当の本人が前述のスパイラルから抜け出さない限り、余計に話が混沌としており私としてはどうすることもできない。
逆に言うなら、患者さん側に何の問題もないなら、どのようなケースにも対応できます。

インプラント治療に限らず、複雑な治療を安易な気持ちで行うことは止めて頂きたい。