医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.02.12京都へおこしやす

特にこの時期、京都は某国からものすごい観光客である。
繁華街を歩いていても、もはや日本語が聞こえてこない。
それはそれで大変結構なことである。
先日、天気があまりにも良かったので、家族でドライブに行き、京都市内でちょっと食事をした。
高級店というわけではなく、元々は地元の人々のみが知る、気楽に行ける安くて美味しい店である。
しかし、店に着いて行列に驚いた。
何か、ガイドブックに掲載されているらしい。
順番を待って食事をしたのだが、明らかに味も含め、サービスが落ちている。
観光客向けのサービスの一環なのだろうか、従業員の白々しいまでの「京都弁」が耳障り。
元々地元顧客が気軽に行ける店、という立ち位置を完全に忘れてしまっている。
それはそれでよかろう。事業発展ため、一部の客を見きって業態を変化させることは何の問題もない。
私自身もそう考えるが、何でもそつなくギリギリ及第点より、何かに特化した方が良いことは間違いない。
某国の景気などいつまでも続くわけではなく、破綻の秒読みが始まっているというのに、
彼らの来店がピタッた止まった時、どの面下げて店を続けるのか?見ものではあるが。
近畿圏以外の方には分からないだろうが、嫌らしいが、外面内面が全く違う京都はそういうところである。

別にこの店だけの問題ではなく、少しマニアなら、世界的に様々なものが、元々のポテンシャル以上の値上げを繰り返し、情けないことにエンドユーザーが踊らされていることはご存意だと思う。

というような、ちょっと気分悪かった事をスタッフにも話した。

いつも口酸っぱく行っているが、状況により様々なものを変化させることは柔軟性という観点からはいいことだが、
そこには必ずリスクが存在し、何でもかんでもコロコロ変えるというのは、節操がなく、理念もないということ。
また、早いと雑、遅いと丁寧は全く違うものであるということ。
全ての患者さんに満足していただけるよう研鑽、努力を怠ってはいけないが、残念ながらあまりにもお互いのベクトルが違いすぎると結果は出せない。
この辺り、私は全くブレない。