医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2016.01.11インビザライン矯正治療

かなりのペースでインビザライン矯正治療ご希望の患者さんが来院されている。
詳しくはweb siteにも書いているが、全てのケースにインビザライン単独で治療はできない。
そもそも小児矯正には向かない、というか、いくつかの理由により私は行わない。
少なくとも全て永久歯が萠える中学生2・3年生〜以上、自身でコントロール可能な方のみを対象とさせていただいている。
最初から最後までインビザライン単独で矯正治療可能なケースは全体の50%位。
あとの20%はインビザライン矯正治療のどこかのポイントで、マルチブラケット矯正(一般的な金具とワイヤーを用いるもの。)を併用。
後の20%はインビザライン矯正不可、もしくはマルチブラケット矯正のみで行う。
後の10%程度は外科矯正必要なケースだろうか。
というような感じか。
まだまだ改良の余地はあると思うので、事あるごとにああしろ、こうしろと営業担当者にネチネチ言っている。
彼らは、矯正専門医が絶対指摘しないような内容を、視点が違うのか私がズケズケ言うのがおもしろいらしいが。

インビザライン矯正はやはり見た目を気にされてか、圧倒的に女性が多い。
女子中・高生の患者さんに色々聞いてみると、矯正治療を行っていることを他人に指摘された事は殆ど無いとのことなので、審美的要求はほぼ満足を得られていると思う。
有効な矯正治療の選択肢のひとつではあると思うが、いつもながら、ただの選択肢のひとつでしかなく、
何でもかんでもインビザライン矯正というつもりは毛頭ない。