医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

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2015.11.19アストラテックインプラント+アトランティスアバットメント+オールセラミックスクラウン

右下567部、6部アストラテックインプラント。
アトランティスジルコニアアバットメント試適時。
少しマージン位置ならびに形態修正が必要。
審美性よりも清掃性、最終接着時に使用するレジンセメントの除去を考慮するため、また、補綴物を安定させられるだけの付着歯肉はあるものの、口腔前庭が浅めのため、マージンは敢えて浅めに設定してある。
前後歯牙も同様の対応予定。
前後はプロヴィジョナルクラウン。
いかにコンピュータシ設計、ミュレーション行い、高精度のCAD/CAMで作製しようとも、全く修正なしというわけにはいかず、そこはプロとしての経験が大事。
DSC_4583.JPG
前後歯牙も含めたジルコニアコーピング、ジルコニアフレーム試適時。
ここからリマウント作業に入る。
DSC_4593.JPG
オールセラミックスクラウン完成。
前工程からいきなり完成というわけではなく、前述リマウント印象、ビスケットトライアル、修正、、、というプロセスが入っている。
DSC_4803.JPG
これで完成、終了ということではなく、しばらく仮着し、咬合、審美、患者の満足度を確認、修正が必要なら修正し、
全ての問題を解決してから最終セット行う。
本ケースもトランジショナルラインアングル、エマージェンスプロファイル等の形態修正が必要だが、患者のブラッシング状態等をフィードバックするために仮着中である。
したがって、型をとって、次回には完成、、、というような治療を行っていない、否、できるべくもない。
機械の部品ならともかく、人間という生体相手では、前述の通り、経験に基づいた経過観察期間がものすごく大事。
場合によってはインプラント上部構造体は仮着(専用仮着セメントを用いる)のままという選択をとることもある。