医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2015.08.07アストラインプラントシステム1年

長らく使用してきたBiomet 3iインプラントシステムに加え、アストラインプラントシステムを導入して1年が経過する。
相当数のオペ、アストラインプラントシステムを販売するデンツプライ社からプレミアクラブ認定、即ち京都府下でおそらくベスト10位内の本数の埋入を半年でクリア、相当複雑なケースにも応用し治療終了、失敗ゼロで経緯している。
インプラントなど歯科治療の選択肢の一つにしか過ぎず、他にも大事な事は山ほどあるし、誰でも彼でも歯牙欠損が起きたら即インプラント・・・をしない方もあるという信念に変わりはないが。
しかしながら、数もこれまた大事である。
少し前に稚拙な技術で内視鏡手術を行い、患者を死に至らしめた事故、いや、事件が話題になったが、
やはり内視鏡手術の先端を走ろうと思うと年間数十症例はコンスタントに行わないと技術の維持、ブラッシュアップは不可能とも聞く。
インプラント、さらにそれを取り巻く歯科治療にも同じことが言える。
アストラインプラントシステムも最初の数症例は今まで使用してきたインプラントシステムとの違い、特に最終形成ホールの大きさの差からくる初期固定 "感" に違和感を覚えたが、そんな事は大したことではない。
システムがBiomet 3iと比較すると少々煩雑ではあるし、Biomet 3iと同じく高コストなのがネックではあるが、
いたずらに安物インプラントで治療することは以前記したように自分自身で納得出来ない。
自分自身が納得できないものを患者さんに治療する事は全くできない。
今までの膨大な経験は患者さん、患者さんによる微妙な差にも即座に対応できる。