医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2015.05.11インプラント症例


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術後8年、使用インプラントはBiomet 3i、メインテナンス中。
プラットフォームスイッチングは行っていないが、インプラントフィクスチャー周囲の骨は維持されている。
以前、他医院で作製された部分義歯を使用されていたが、不満があってご友人の紹介で当医院に来院された。
比較的補綴部位は少ない。
上部構造はメタルクラウン、他部位は保険診療にて対応している。
歯間離開のある部位があるが、矯正、無理やり補綴など行わず、あえてそのままにしてある。
上顎左右7部と咬合させるために下顎左右7部インプラントをもう少し猿心に振りたかったのだが、
同部の口腔前庭がゼロであり、頬粘膜がすぐという解剖学的状況であり、歯周外科処置での対応がほぼ不可能と判断したた。
上顎左右7部の挺出防止のための最小限の咬合は付与してある。
この部分の歯牙が喪失した理由はこの辺りにあると判断したのだが。
部分義歯と違って全く違和感なく、食物の制限もない。
治療したことすら忘れてしまうくらいだそうだが、メインテナンスにきちんと来られているので問題なし。