医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2015.02.28インプラント症例

DSC_4012.JPG
術後8年、メインテナンス中、使用インプラントはBiomet 3i。
上顎ドルダーバー+総義歯、下顎Cr-Br+臼歯部インプラント。
初診時、下顎のご自身の歯牙の状態はそれほど良くなく、抜歯して同部インプラントも考えたが、歯周治療、プロヴィジョナルクラウンによる咬合治療を行っていると安定してきたためそのまま最終補綴とした。
いずれ問題出ますと説明済みだが、今のところ問題でないので経過観察中。
患者さんご自身は上顎にもCr-Brによる固定式補綴物治療もを考えられていたが、実現しようとすると臼歯部には大掛かりなサイナスリフト行う必要があることと、元々上顎は義歯を使用されており、義歯に対する違和感はなかったためドルダーバー+総義歯とした。
食生活が大きく改善し、インプラントなしの総義歯とは比較できないそうである。
臼歯部でしっかり噛めるようになると残存歯の負担が軽減することはよくある。
このケースは上顎総義歯であることに助けられているが、いわゆるヴァーティカルストップがいかに大事であるかということ。