医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2015.01.22ホワイトニング

昨今、審美治療分野でホワイトニングは人気である。
ホワイトニングには大きく分けると医院において1〜2時間で強い薬品と光照射で行うオフィスホワイトニング法と、
患者さんご自身が自宅等で行うホームホワイトニング法がある。
当医院では主にホームホワイトニング法で行っているが、短期間でのホワイトニング効果ご希望とか、テトラサイクリン等による強度の歯牙変色にはオフィスホワイトニングと併用することもある。
メリットは比較的マイルドな薬品を使用すること、術式が簡単であること、患者さんご自身が希望される白さまでご自身でコントロール可能できること、オフィスホワイトニングと比較して自然な感じに仕上がることなどである。
デメリットはオフィスホワイトニングと比較すると時間がかかること。
大体1日1〜2時間、1〜2週間必要である。
欧米人のホワイトニングを見ていると真っ白で人工的で過剰な感じがするので、いつも患者さんには好みの問題もあるだろうが、程々のところで終了してくださいとお伝えしている。
日本人の肌の色との兼ね合いもある。
注意点としては、補綴物、コンポジットレジンによる治療が行われている場合、それら治療部位はホワイトニング効果がないこと。したがって、ホワイトニング後、同部の治療を行う必要がある場合もある。
前歯の治療を行う場合、治療前にホワイトニングを行い、白く、きれいになった歯牙の色調に合わせて補綴物等を作製することが多い。
術前。
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ホワイトニングキット。
トレーは別に型とりして作製の必要がある。
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トレーの中に薬品をいれます。
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装着時。
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術後1周間、2.5段くらい白くなっている。(写真ではちょっとわかりづらい部分がある。)
本症例は、患者さんもご満足頂き、補綴治療行わないのでここで終了。
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