医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.12.08インプラント症例

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┗567、術後5年、メインテナンス中、Biomet3i。
対合歯とのクリアランスが少なく上部構造体形態付与が難しいことが予測されたため、インプラントフィクスチャーを深めに埋入することを計画したものの、┗67部はサイナスが近く、本来ならソケットリフトによるサイナスリフト必要なのであろうが、複雑な治療を敢えてせず、埋入位置を少しずらして処置することにより、患者さんに余計な負担を回避できたケース。
┗7部はインプラントホール形成時、最深部にまだ硬い骨の壁があったのだが、念のため、少量の自家骨を填入した。
インプラント体のインテグレーションには関与していない。
サイナスリフトを行うと待機期間が6〜8ヶ月以上必要になるが、本症例はインプラント埋入後4ヶ月でプロヴィジョナルクラウン装着できた。
インプラントフィクスチャーは上顎洞底直前でストップさせている。
ひとつひとつ、術前の計画をしっかり立て、シュミレーション行わなければならない。
骨がなければ即移植とか、なんとかの一つ覚えではダメ。
ただし、正確に数ミリ埋入位置を上部構造体の位置から逆算し、ずらすテクニックを持ち合わせる必要はあるが。