医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.10.25インプラント症例

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術後10年。
乳歯、E┓晩期残存なのであるが、いよいよグラグラになって痛み、腫れのため来院。
同歯牙は保存不可能であり、その後の治療において、ブリッジ治療(保健または自費)、インプラント治療のオプションがあることを説明。患者さんは前後の歯牙がほとんど無傷であるため、インプラント治療を選択された。
即日同部抜歯、インプラント同時埋入も可能であったであろうが、膿んでいたため、念のため抜歯とインプラント埋入オペ時期をずらす。
そもそも初診時に簡単な説明のみで、インプラントをその日にオペすることなど私にはありえない。
初診時いきなり全体的な話全くなく、単に欠損部にインプラント処置され、その後問題続出で相談に来られるケースがたまにある。
本当はいかにむちゃくちゃなのかレントゲン写真でも供覧したいのだが、患者の了承を得てないし、患者さん自身にも問題あることも多いので無理。
これから家全体のリフォームをしようというのに、最初にピカピカのキッチンシステムをまず搬入するなど考えられないのといっしょである。
治癒時間をかせぐために早期にインプラント埋入オペすることもあるが、これは別の話。
それはともかく、抜歯2週間後インプラントオペ。
もちろん抜歯部位がある程度治癒するまでに、治療方針についての詳細な説明を行った。
やはりインプラント治療で進めることになった。
プラットフォームスイッチング行い、上部構造はPFMCr。
前後の歯牙のマージン部歯肉退縮を見て分かる通り、強いブラキシズムと軽度の歯周病が見られたが、歯周病治療、就寝時のナイトガード使用、定期的メインテナンスにより、10年経過しても以前の状態を維持できている。
使用インプラントはBiomet 3i。
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