2014.10.30外科的根管治療＋インプラント

術後６年。
他医院において、７６┓インプラント治療、５┓を神経治療という治療計画で通院されていたものの、
５┓の状態も悪いから抜歯して７６５４┓インプラント治療に治療計画変更を勧められ、不審に思って当医院にご紹介で来院されたケース。
多分、５┓は前医が神経治療失敗して穴（パーフォレーション）をあけたのだと思う。
マイクロスコープ下で神経治療行い、パーフォレーション部をPro root cementにて修復、コア（芯部分）はレジン＋ファイバーコアを使用し、歯質と接着を図って一体化を狙った。（保健外診療）
７６┓にインプラント埋入し、５４３┓にプロヴィジョナルクラウン（仮の歯）を装着し、半年程度経過観察したが問題ないので、そのまま最終補綴物作製、装着した。
パーフォレーション部が結構大きかったので今後の予後について不安は残るが、５┓問題発生した場合にはインプラント追加という治療計画を最初に患者さんには説明済であり、現在フォロー中。
歯は安易に抜歯してはいけない。