2014.10.14ネットの情報

様々な情報が簡単に入手可能な時代である。
それはそれでいいことだ。
私も仕事に、趣味に、最新の、そしてコアな情報を世界中から入手して大変役立っている。
しかしながら、情報を得るにしてもその収集力の温度差は多大であり、これをリテラシーが高い、低いと言う。
やりようによっては簡単に洗脳される。
ちょろっとネットなどで聞きかじった情報を真に受けてはいけない。
何度も書くが、検索上位が一番正しいということもない。
検索結果などは意図的に誘導されているだけであるということを、大前提として考えなければならない。
最近の小学生はこんなことも学校で学習するらしいが。
また、日本人は数字、統計好き、いや、数字、統計に弱いのであるが、統計も分母、縦軸、横軸のとり方でどうとでもなる。
縦軸が対数目盛であったなら、一見正比例でも、実態は全く違う。
情報弱者は見たものに全く違和感を感じず、操作されていることにも気づかず鵜呑みにし、木を見ても森を見ない、得られた情報を真に受けてああでもない、こうでもないということがあり、結果的に自ら進んでどんどん間違った、ややこしい方向に陥る場合もある。
がん治療はしないほうがよいという本がベストセラーらしいが、一部納得できる部分あるものの、数字トリックのオンパレードだ。
真に受けて助かる人も助からないという事態にならないのか？
こんな便利な時代になったからこそ、本音でいこうよと思う。