医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.09.04歯ぎしり1

子供から大人まで、意識的、無意識的に、悔しいことがあってもなくても歯ぎしりがある方は多い。
そもそも歯ぎしりがなぜ起こるのかはっきりしていないのだが、この歯ぎしりは口腔環境〜全身に大きな影響を与えることも多いのは事実なので注意が必要である。
患者さんも、そして残念ながら歯科医自身もなかなか歯ぎしりの怖さを理解していない場合も多い。
歯がしみる、痛い、顎が痛い、せっかく治療したのに短期間のうちに欠けた、脱離した・・・歯ぎしりが関与しているケースも多いです。
表題からは脱線しますが、他歯科医院において歯科治療したが故に顎関節症を発症するケースにも遭遇します。
治療が歯ぎしりを誘発しているケースがあるということです。
子どもの歯ぎしりは為害作用が大人と比較すると低いので、今回は大人の事例に絞ります。
歯ぎしりには大きく分けて3種類ある。
1・グラインディング
  就寝時などに「ギリギリ、ガリガリ」とすごい音を立てるもの。
  しかしながらご本人には自覚がないことも多い。
2・クレンチング
  くいしばり。就寝時だけではなく、起きている時も、例えば力仕事、スポーツ、集中している時にも起こるとされて  いる。
3・タッピング
  上下の歯牙を「カチカチ」とまるで寒い時にのように当てること。頻度は低い。