2014.06.23保健診療と自費診療　その１

何が違うのかといえば、片や保健診療は３０〜４０年以上前の旧態然とした技術、マテリアルをベースとした治療。
自費診療といえば最先端のテクノロジーを用いた治療。といえば聞こえがいい。
国の本音を言えば、国民の最低レベルの医療は提供するから、それで不満なら自腹でどうぞということである。
来年から、医科でも混合診療解禁になりそうだが、さて、どうなることやら。
というか、自費診療が進んで、何らかのガイドラインを作らなければならないというのが実情だろう。
その前に、現在の日本の医療は、世界的なスタンダードに達していないものも多くあることを、まず理解すべきだ。
でも、欧米の医療レベルが非常に高度なのかと言われれば、ハイエンドな医療を享受できるのは一部の人々のみであるし、逆に欧米と比較してガンなどの治療成績が悪いのかというと、そういうわけでもないので、切り口、見方で色々変わり、判断は難しい。
医科のことはともかく、歯科に関しては間違っていない。