医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.06.16矯正治療 インビザライン・システム

インビザライン・システムを導入している。
インビザライン・システムとは、従来のメタル、セラミックブラケットとワイヤーを組み合わせた矯正治療ではなく、透明なマウスピース状の矯正装置を1日22時間以上装着、1〜2週間ごとに交換してゆくシステムだ。
アメリカ製だ。
登場は10年以上前で、同様のシステムは他にもある。
登場時は正直、使い物にならなかった。
しかし、近年のコンピューターシュミレーションの発達、加工技術の進歩により、かなり使えるようになってきたと思う。
従来の矯正治療システムに取って代わるとは思えないが、現状、50%位はスウィッチ可能だと思う。
私はインビザライン・システムを希望される患者さんには必ず、従来型の矯正を一部併用する可能性がある事を必ず説明する。
今のところコンビネーションケースはないのだが。
従来型の矯正に加え、色々な経緯から導入することにしたのだが、 最初はおっかなびっくりで、どの患者さんから導入しようと考えたのだが、ありがたいことに医院のスタッフの1人が実験台になってくれることを、申し出てくれた。
以前から矯正の相談を受けていたのだが、なかなか複雑なケースで、医院の衛生士もお世話になった困難な矯正ケースをお願いしている 日本を代表する矯正専門医受診も進めたのだが、うやむやになっていた。
その実験台さんは残念ながらインビザライン・システムでは治療しきれないケースと私は診断したのだが、まあ、やれるところまでやってみて、アカンかったら従来型で、それでもアカンかったら師匠のところへ泣きを入れたらええやんとなんとも無責任極まりない 状態でのスタートとなった。
現在、治療開始2年で、そろそろ終了が見えてきた。
ワイヤーを入れることもなく、師匠に土下座することもなく、順調である。
治療開始1年位経過で色々ノウハウを吸収し、講習会も受講し、これはイケると自信をもてたので、
本格的に開始することとした。