医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.06.09インフォームドコンセント

医療におけるインフォームドコンセント(informed consent)とは、医療行為において患者が、治療等内容についてよく説明を受け、十分理解した上で自らの意思に基づいて医療従事者と方針において合意(拒否)することである。
ここで大事なのは、単なる「合意」だけでなく、説明を受けた上で十分理解し,
自らの意思に基づいてを「拒否」することも含まれるのである。
説明の内容として、結果のみではなく、メリット、デメリット、代替治療、コスト、予後までも含んだ正確な情報咀嚼しての理解ベースとなることが基本である。
しかしながら、セカンドオピニオン同様、誤った解釈をされている場合が多い。
インフォームドコンセントは決して広義の医療機関サイドの丁寧な説明だけでは成立し得ず、患者側の
理解、と自らの決定、合意もしくは拒否できる事が求められる。
従って、患者側が状況の理解と治療に関しての判断ができない場合は成立し得ないケースも存在する。
専門性が進行した現在、医師ですら理解出来ないことを患者が理解するということにはやはり限界がある。