医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.06.03歯科治療とクレー射撃

趣味の一つにクレー射撃がある。
やり始めて6年くらいになる。種目はトラップ。
競技としてのめり込んでいた時期があり、なにぶんにも突き詰めたい性格なもので、海外のオリンピックメダリストにコーチを請いに行った事もある。
結果は全然だったが、一応、京都府代表の一人として国体にも2回行った。
事前試合や練習ではそこそこいいスコア出していたのに国体本番は全くダメであった。
意外に思われるかもしれないが、クレー射撃はメンタルスポーツである。
何か自分の限界みたいな壁にぶつかって今はテンション低いのだが。
言い訳がましいが、日本の厳しい規制のもと、海外のように子供の頃からやってる人にはどうやっても勝てない。
海外だと中学生くらいの子がコーチをつけて、一生懸命練習していた。
その位の子供でも、おそらく日本のトップレベルかそれ以上だと思う。
この、クレー射撃なのであるが、動と静、集中とリラックスをいかに自分の中にリズミカルに組み込めるか、また、同じ事を正確に、淡々と繰り返せるかが勝負である。
この要の部分は自分が考える歯科治療の大事な部分と共通する。
自分の仕事において、それらのコントロールは何の意識も無く行えるし、イレギュラーな事態に遭遇しても冷静に対応できる。
まあ、プロなんだから当たり前なのであるが。
集中を高めるためにオペや精緻な治療の前に座禅組んだり、呼吸を整えたりしないし、医院内にはFMが絶えず流れていて、リラックスしてうまく進行する。
本当に淡々と治療マシーンに鐵徹している。
だって、必死のパッチ、汗だらだらで目をつり上げ、充血させて治療行ってる方が怖いでしょ?
この気分のコントロールが仕事同様にできればよかったのだが、残念ながら射撃において、自分にはそこまでのオプション、キャパシティーがなかったと言わざるをえない。
しかしだ、一部の歯科医はインプラント治療中に突発事項に遭遇し、びびりまくってインプラントメーカに対応を訪ねる電話する、というような事態があるという事を聞いた。怖い怖い。