2014.06.10Discovery Channel

Discovery Channelの名車再生・クラシックカー・ディーラーズという番組をよく見る。
エドとマイクの凸凹コンビが安い中古車を仕入れ、仕上げ直して売りさばくという番組だ。
車のレストアと言っても色々あって、フェラーリやポルシエなどメーカー自ら、また、専門のクリニックで行うように、猛烈なコストをかけ、エンジン、ボディー、それこそビス１本に至るまでバラバラにし、各部品単位でレストア、もしくは新品交換、新品が入手できなければワンオフで作製してまでもオリジナルに、ひょっとするとオリジナルが新品の時であった以上に新品に近づけるという手法から、エド＆マイクのようなひたすらコストを抑えた、時には大いなる妥協を伴ったお手軽レストア行い、程々の値段で売りさばくという手法まで様々だ。
個人的には古いイタ車やフランス車があの程度の整備で完璧になるとは到底思えないけれど。
TVを見ていて、凸凹コンビはエンジン、ミッション本体など、車の根幹に関わる部分を彼らは触らない。
時々、リビルト物に入れ替えたるするけれど、たいていは殆ど触ることはなく、見た目重視で、また、私の目から見ても表面仕上げもそれなりの程度に見える。
２０００ポンドくらいでベントレーの全塗装してたからね。
古いベントレーは何層ものラッカー系塗装だから、ホントならそんなコストではとても無理。
コーチラインも手書きだし。

でも、どちらも正しい。

要はユーザーが自分にあったものを選択すれば良い。
因みに、ヨーロッパの中古車市場の相場はびっくりすくらい安いのは驚きだ。
いや、日本がボッタクリなのか？